※本記事はプロモーションを含みます
ブログで稼ぐコツは、記事数やPVだけを追わず、検索流入から成果承認までを数字で分解し、弱い工程から改善することです。
エックスサーバー「初心者のためのブログ始め方講座」が2026年9月10日に更新した「ブログで収入を得る!『ブログ収益化』完全ガイド」でも、SEO、記事の量と質、読者への価値提供、商品選び、収益記事への導線設計などが収益化のポイントとして示されています。
ブログで稼ぐコツとは?最初に押さえる7つのポイント
ブログで稼ぐには、記事を書く作業だけではなく、集客→記事閲覧→収益記事への移動→成約→承認という一連の流れを設計することが重要です。
エックスサーバーの2026年9月10日更新記事では、ブログ収益化までの流れを、ブログ開設、ジャンル決定、検索キーワードに沿った記事作成、アフィリエイトサービスへの登録、Google AdSenseへの登録、記事作成と改善という6段階で整理しています。
さらに、収益化のコツとして、Webライティング・SEOの知識、記事の量と質、読者への価値提供、自分が勧められる商品の選択、収益化につながるキラーページへの誘導を挙げています。
これらを実際のブログ運営で使いやすい形に整理すると、次の7つが重要です。
1. 収益化できるジャンルと案件を記事作成前に確認する
2. 検索キーワードだけでなく検索意図まで調べる
3. 集客記事と収益記事の役割を分ける
4. 記事数と品質を二者択一にしない
5. PVだけでなく遷移率・成約率・承認率を見る
6. Search Consoleなどの実データを改善に使う
7. 売上ではなく「売上が生まれる途中の数字」を改善する
中でも重要なのが7番目です。
アフィリエイトを中心に考えるなら、収益構造は概念的に次のように分解できます。
ブログ収益=アクセス数×収益記事への遷移率×成約率×承認率×報酬単価
この式ですべてのブログ収益を完全に説明できるわけではありません。
しかし、「なぜアクセスがあるのに収益が伸びないのか」「次にどこを直すべきか」を考える分析フレームとしては有効です。
たとえばアクセスが少なければ、検索需要、検索順位、記事テーマ、検索意図との一致など、集客側を確認します。
アクセスはあるのに収益記事へ進まれていないなら、記事同士の関連性や内部導線を確認します。
収益記事まで到達しているのに成果が発生しないなら、検索意図と商品の一致、比較内容、説明不足などを確認する必要があります。
成果は発生しているのに承認されない場合は、ASPで成果条件や否認条件を確認する段階です。
このように分解すると、「収益が少ないから、とにかく記事を増やす」という対策が常に正しいわけではないことが分かります。
売上は最終的に現れる結果です。
実際に改善できるのは、そこへ到達するまでの一つひとつの工程だと考えたほうが、次の行動を決めやすくなります。
ブログで稼ぐにはジャンル・案件・検索意図をどう決める?
ブログで稼ぐなら、記事を書き始める前に、誰のどんな悩みを扱い、その悩みを解決した先にどのような収益手段があるのかを確認する必要があります。
エックスサーバーの2026年9月10日更新記事では、収益化までの6ステップの2番目に「ブログで取り上げるジャンルを決める」、3番目に「検索キーワードに沿った記事を作成する」が置かれています。
同記事では、アフィリエイトサービスとしてA8.net、もしもアフィリエイト、バリューコマース アフィリエイト、afb、アクセストレード、Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイトなども紹介されています。
ここで初心者が区別したいのが、検索されるテーマと収益につながるテーマは必ずしも同じではないという点です。
検索需要が大きくても、紹介できる商品やサービスがほとんどなければ、成果報酬型アフィリエイトによる収益化の選択肢は限られます。
反対に、高単価の案件があっても、自分に知識や経験がなく、読者の疑問を十分に解決できないジャンルでは、記事品質を維持する難易度が高くなります。
そのため私は、ジャンル選定では「検索需要」「提供できる情報」「紹介可能な案件」の3点を重ねて見る方法が合理的だと考えています。
さらに記事単位では、検索ボリュームだけを見てテーマを決めません。
たとえば「ブログ 始め方」と「レンタルサーバー 比較」は、どちらもブログ開設に関連する検索キーワードですが、検索者の状況は同じではありません。
「ブログ 始め方」の検索者は、ブログ開設に必要な作業や費用など、全体像を知ろうとしている可能性があります。
一方、「レンタルサーバー 比較」の検索者は、すでにWordPressブログを始めることを検討し、具体的なサービスを選ぶ段階まで進んでいる可能性があります。
この違いが検索意図です。
同じアクセス数でも、検索者が情報収集の初期段階なのか、比較・検討段階なのかによって、収益記事への進み方は変わります。
したがって、キーワードを選んだら「この言葉を検索した人は、記事を読み終えたときに何を判断できれば満足するのか」まで考えることが重要です。
検索上位の記事を見る目的も、見出しをそのまま真似することではありません。
上位ページに共通する論点から検索者が求めている基本情報を把握し、そのうえで既存記事だけでは判断しにくい点を探します。
そこへ自分で確認したデータ、具体例、比較条件、失敗例、実際の検証結果などを加えれば、その記事を読む理由が生まれます。
検索意図を満たすことが土台で、独自情報はその土台の上に積み上げるものです。
SEOだけを考えて検索者を集めるのでも、収益だけを考えて商品を紹介するのでもなく、この2つを検索意図によって接続することがポイントです。
ブログで稼ぐには記事数と質のどちらを優先する?
結論として、記事数と品質を二者択一にする必要はありません。必要な品質の記事を一定量公開し、実際の検索データを得ながら改善することが現実的です。
エックスサーバーの2026年9月10日更新記事でも、ブログ収益化のコツとして「記事の量と質の両方にこだわる」ことが挙げられています。
ただし、これは「100記事を書けば一定額を稼げる」という意味ではありません。
記事数と収益が単純な比例関係にないことは、ブログ運営者のヘボ氏が公開しているデータからも読み取れます。
雑記ブログでは2018年12月時点で3記事・484PV・収益0円でした。
2019年12月には86記事・11,164PVとなり、月間収益は3,102円です。公開されている内訳はGoogle AdSenseが1,582円、アフィリエイトが1,520円でした。
ところが、2020年6月には105記事まで増えた一方、月間PVは6,666、収益は444円となっています。
その後、2021年3月には180記事・41,599PV・35,172円となり、内訳はGoogle AdSense7,343円、アフィリエイト27,829円でした。
この公開例で重要なのは、86記事から105記事へ記事数が増えたにもかかわらず、同じ期間に収益が3,102円から444円へ下がっていることです。
もちろん、記事数が増えたことによって収益が下がったと断定することはできません。
検索順位、検索需要、流入キーワード、案件、季節要因など複数の条件があるためです。
それでも、記事数だけを収益の先行指標として扱うのは不十分だと分かります。
さらにヘボ氏の別の特化ブログでは、2023年12月の開始後、2024年9月に78記事・月間1,515PV・月間14,000円という実績が公開されています。
この月の収益はアフィリエイトによるもので、公開内訳にはエックスサーバー5,000円、A8.net500円、AFFINGER7が7,000円などが含まれています。
雑記ブログの2019年12月は11,164PVで3,102円、別の特化ブログの2024年9月は1,515PVで14,000円です。
ただし、両者はサイトも時期もテーマも案件も異なるため、「特化ブログのほうが稼ぎやすい」「少ないPVのほうが有利」といった結論にはできません。
ここで確認できるのは、PVの量だけでは収益性を説明できないということです。

私は初心者に「まず100記事」とだけ伝える方法には慎重です。
記事を増やす意味は、100という数字そのものではなく、検索市場から判断材料を得ることにあります。
20記事、30記事と公開していけば、検索結果に表示される記事と表示されない記事、クリックされる記事とされない記事、成果につながるテーマとつながらないテーマが徐々に見えてきます。
その差を確認し、次の記事やリライトへ反映する。
記事数はゴールではなく、検証可能なデータを増やすための手段と捉えると、量と質を対立させずに済みます。
AdSenseとアフィリエイトではブログで稼ぐコツがどう違う?
Google AdSenseのような広告収益と成果報酬型アフィリエイトでは収益構造が異なるため、同じPV基準だけで比較しないことが重要です。
GMOペパボが運営するロリポップ!のメディア記事「ブログで月5万円稼ぐ方法|アドセンス・アフィリエイトで必要なこと」は、2022年2月7日に公開され、2025年12月1日に更新されています。
同記事では、AdSenseについて1,000PV当たり250円、つまり1PV当たり0.25円という計算モデルを置いています。
この仮定で月5万円を逆算すると、
50,000円÷0.25円=200,000PV
となり、月20万PVが必要という計算です。
さらに1記事が1日30PVを集めると仮定すると、
200,000PV÷(30PV×30日)≒222記事
となります。
ただし、この0.25円はGoogleが保証する固定単価ではありません。
1PV=0.25円、1記事=1日30PVという仮定から必要な規模を把握するためのモデルであり、「222記事を書けば月5万円になる」という意味でもありません。
実際の広告収益はジャンル、広告需要、閲覧者、季節など複数の条件によって変化します。
一方、アフィリエイトは、購入や申し込みなど案件ごとに定められた成果条件を満たすことで報酬が発生する仕組みです。
そのため、単純なPV数だけでなく、どのような目的を持った読者が訪れているかが重要になります。
たとえば報酬単価5,000円なら、単純計算では10件が承認されれば5万円です。
しかし、ブログを訪れた全員が収益記事へ移動するわけではありません。
収益記事を読んだ全員が申し込むわけでもなく、発生した成果がすべて承認されるとも限りません。
そこで分析用に、
アクセス数×収益記事への遷移率×成約率×承認率×報酬単価
と分解します。
仮に3,250PV、収益記事への遷移率20%、成約率2%、承認率80%、報酬単価5,000円とすると、
3,250×20%×2%×80%×5,000円=52,000円
という期待値になります。
これは実際の成果件数をそのまま表すものではありません。
現実の成果件数は整数で発生するため、毎月52,000円になるという予測ではなく、各工程の影響を理解するためのモデルです。
この式の価値は、収益を増やす方法が「PVを倍にする」だけではないと分かることにあります。
たとえば3,250PVを6,500PVへ増やせなくても、収益記事への遷移率に明確な問題があるなら、内部導線を改善する余地があります。
成約率が低いなら、検索意図と案件の一致、比較条件、料金や注意点の説明などを確認できます。
承認率が低いなら、ASPの成果条件・否認条件と、自分の記事から発生している成果の質を確認する必要があります。
収益額は結果であり、運営者が改善作業を行えるのは結果に至る途中の数字です。
この視点を持つと、「今月は売上が下がった」という結果だけで一喜一憂せず、どの工程が変化したのかを調べられます。
ブログの収益記事と内部導線はどう設計する?
すべての記事で商品を紹介するのではなく、検索から読者を集める記事と、比較・検討を助ける収益記事の役割を分けるとサイト構造を整理しやすくなります。
エックスサーバーの2026年9月10日更新記事では、収益化の5つのコツの一つとして、収益化につながる「キラーページ」へ読者を誘導する考え方が紹介されています。
同記事では、ブログ記事を「集客記事」と「収益記事(キラーページ)」に分けています。
集客記事は検索から読者を集め、収益記事は商品やサービスを具体的に検討するための情報を提供し、成果につなげる役割を持ちます。
ただし、ここで内部リンクを増やせばよいと考えるのは早計です。
大切なのは、読者が現在の疑問を解決したあとに自然に生まれる「次の疑問」へつなぐことです。
たとえば「ブログ 初心者 書き方」を検索している人は、まず記事の書き方を知りたいと考えられます。
そこで検索意図と関係の薄いサービスを突然紹介しても、読者が必要としている情報とは限りません。
一方、記事の作り方を理解した結果として「WordPressをどう開設するのか」「レンタルサーバーは何を基準に選ぶのか」という疑問が生まれたなら、それを解決する記事への内部リンクには文脈があります。
私は、この「次の疑問」を導線設計の単位として考える方法が実務的だと思っています。
ブログ全体を一本道の販売ページにするのではなく、疑問を一つ解決するたびに次の適切な情報へ進める案内図として設計するわけです。
商品選びでも同じ考え方が使えます。
エックスサーバーの記事では、自分が勧められる商品を選ぶことも収益化のポイントとして挙げられています。
これは単純に「自分が好きな商品だけ紹介する」という意味に限定して考える必要はありません。
読者が判断するために、良い点だけでなく注意点、料金体系、比較条件、向いている人、向いていない人まで説明できるかが重要です。
収益記事の役割は、読者に結論を押しつけることではありません。
比較・検討に必要な判断材料を整理し、その結果として読者が自分に合う選択肢を決められる状態を作ることです。
この設計なら、SEOで求められる疑問解決とアフィリエイトによる収益化を対立させずに考えられます。
Search Consoleでブログ収益を改善するには何を見る?
ブログ記事を改善するときは、いきなり本文を書き直すのではなく、表示回数→クリック→記事閲覧→収益記事への移動→成果→承認の順番で問題を切り分けると効率的です。
Google Search Consoleでは、検索パフォーマンスを確認する材料として、表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位などがあります。
たとえば表示回数そのものがほとんどない記事なら、タイトルだけを変更しても大幅な改善につながるとは限りません。
検索需要、実際に表示されている検索クエリ、記事内容と検索意図の一致、検索順位など、より上流の問題を確認する必要があります。
反対に、検索結果で一定回数表示されているのにクリックが少ない場合は、掲載順位との関係を確認しながら、タイトルと記事内容の伝わり方を点検する余地があります。
ここで注意したいのは、CTRだけを切り離して評価しないことです。
検索順位や検索結果の構成によってクリック率は変わるため、「CTRが○%以下ならタイトルが悪い」と一律に判断するのは適切ではありません。
私は、表示回数・クリック数・CTR・平均掲載順位を組み合わせて見ることを基本にしています。
さらにアフィリエイト収益を改善するなら、検索流入の先も確認します。
分析環境を整え、集客記事から収益記事へ移動した数を確認できるなら、
収益記事への遷移率=収益記事へ進んだ数÷対象記事の閲覧数×100
という形で導線を検証できます。
たとえば対象記事が1,000回閲覧され、そのうち100回収益記事へ移動したなら、単純化した遷移率は10%です。
記事構成や内部リンクを変更したあと、同程度の条件で150回移動するようになれば、導線部分に変化があったことを確認できます。
ただし、遷移率が上がっただけで改善成功とは判断できません。
収益記事へ進んだ読者が増えても成果が減っているなら、関係の薄い読者まで誘導している可能性も考える必要があるからです。

ここからさらに一歩進めるなら、単独の指標ではなく、前後の数字をセットで比較することが重要です。
表示回数が増え、クリックも増えたのか。
クリックが増え、収益記事への移動も増えたのか。
収益記事への移動が増え、成果発生も増えたのか。
成果が増え、承認件数も増えたのか。
このように前後をつなげると、「CTRは改善したのに収益は変わらない」といった状況も説明しやすくなります。
私が実務的に改善対象を分けるなら、次のように考えます。
- 表示されない:検索意図、検索クエリ、テーマ、内容、順位を確認する
- 表示されるがクリックされない:順位を踏まえてタイトルや検索結果での伝わり方を確認する
- 読まれるが次へ進まない:次の疑問と内部リンクの文脈を確認する
- 収益記事へ進むが成約しない:案件、検索意図、比較情報、説明内容を確認する
- 成果は発生するが承認されない:成果条件や否認条件を確認する
この順番なら、「収益が少ないから新記事を書く」という短絡的な判断を避けやすくなります。
新記事を追加するべきなのか、既存記事を直すべきなのか、導線を直すべきなのか、それとも案件自体を見直すべきなのかを数字から考えられるからです。
特に会社員の副業では、ブログへ使える時間に限りがあります。
10記事を無計画に追加するより、すでにアクセスのある記事のボトルネックを一つ特定し、改善前後を比較するほうが効率的な場合もあります。
反対にサイト全体の表示回数が極端に少ないなら、入口となる記事を増やすほうが先です。
改善策はブログごとに違いますが、問題を切り分ける順番は共通化できます。
ここが、ブログ運営を感覚ではなく再現可能な作業へ近づけるポイントです。
ブログで稼ぐコツを今後どう実践すればいい?
私見では、これからブログで稼ぐうえで重要なのは、記事数競争ではなく「収益構造のどこを改善したのか」を管理することです。
もちろん、記事数を増やすこと自体が不要になるわけではありません。
検索から読者が入ってくる入口がなければ、改善に必要なデータも集まらないためです。
しかし、ヘボ氏の公開例では105記事でも月444円だった時期があります。
一方、別の特化ブログでは78記事・1,515PVで月14,000円という月が公開されています。
この差の原因を記事数やPVだけから断定することはできません。
サイト、時期、テーマ、流入キーワード、案件構成、報酬単価など条件が異なるためです。
だからこそ、他人の「100記事」「月10万PV」といった数字だけを自分の成功条件にするのではなく、自分のサイト内部で数字を比較することが重要になります。
私はブログ収益化を、途中に複数の関門がある漏斗として見ると理解しやすいと考えています。
検索結果に表示される。
そこからクリックされる。
記事が読まれる。
必要な読者が次の記事へ進む。
商品やサービスを比較する。
成果条件を満たす。
そして成果が承認される。
入口に大量のアクセスを流しても、途中に大きな穴があれば最後まで届きません。
逆に入口が小さすぎる状態で、成約率だけを細かく改善しても、十分な検証データが集まらない可能性があります。
つまり、重要なのは「SEOか成約率改善か」という二者択一ではありません。
現在もっとも大きなボトルネックがどこにあるかを確認し、そこへ時間を配分することです。
エックスサーバーの2026年9月10日更新記事では、収益化で注意するポイントとして「最初から大きな収入を期待しない」「記事は完璧を目指さない」という趣旨の項目も挙げられています。
私は後者を、公開後の改善を前提にする考え方として特に重要だと捉えています。
検索順位、表示回数、実際の検索クエリ、クリック状況などは、記事を公開して初めて得られる情報があります。
もちろん、調査不足のまま粗い記事を大量公開すればよいという意味ではありません。
検索意図を確認し、必要な根拠を調べ、読者の疑問に答えられる状態まで作って公開する。
その後は、実際に得られたデータによって仮説を修正するということです。
私なら記事制作を、
調査→公開→計測→原因特定→改善→再計測
という循環で管理します。
ここで特に大切なのが「原因特定」を飛ばさないことです。
たとえば収益が下がったとき、すぐ記事を増やしてしまえば、検索順位低下が原因なのか、案件の成約率低下が原因なのか、承認率が変化したのか分からないまま作業量だけが増えます。
原因を切り分けたうえで施策を一つ実行し、その後の数字を確認すれば、「何を変更した結果、どこが変わったのか」を学習できます。
これはブログ運営における小さな実験です。
会社員の副業では作業時間に制約があるからこそ、この考え方には価値があります。
たとえば検索表示がほとんどない記事と、すでに安定した検索流入がありながら収益記事への遷移だけが弱い記事があるなら、後者を改善するほうが短期間で検証しやすい場合があります。
逆に、サイト全体の検索流入がほとんどなく、十分な入口がないなら、まず検索意図の異なる集客記事を増やす判断が合理的です。
つまり、同じブログでも成長段階によって優先する仕事は変わります。
筆者としては、ここが「ブログで稼ぐコツ」を単なるテクニック集として捉えないための重要な視点だと考えています。
SEO、記事数、内部リンク、収益記事、案件選び、成約率改善は別々の技術に見えます。
しかし実際には、検索者がブログへ入り、疑問を解決し、必要に応じて次の情報へ進み、自分で商品やサービスを判断する一連の仕組みを構成する部品です。
どこか一つだけを極端に強くするのではなく、数字を見ながら詰まりを減らしていく。
この方法なら、一時的なSEOテクニックや「○記事書けば稼げる」といった数字に依存しにくくなります。
まとめ:ブログで稼ぐコツは収益までの数字を分解すること
ブログで稼ぐコツは、記事を大量に書くことだけでも、PVを増やすことだけでもありません。
エックスサーバーの2026年9月10日更新記事では、Webライティング・SEO、記事の量と質、読者への価値提供、商品選び、収益記事への誘導などが収益化のポイントとして整理されています。
ロリポップ!の2025年12月1日更新記事では、1PV=0.25円という計算モデルなら、AdSenseで月5万円には月20万PVが必要となり、さらに1記事1日30PVという仮定を置くと約222記事という試算になります。
一方、ヘボ氏の公開データでは、雑記ブログで2019年12月に86記事・11,164PV・3,102円、2020年6月に105記事・6,666PV・444円、2021年3月に180記事・41,599PV・35,172円と推移しています。
別の特化ブログでは、2024年9月に78記事・1,515PV・14,000円という実績が公開されています。
条件が異なるため単純比較はできません。
ただし、これらの数字を見るだけでも、記事数やPVの一項目だけでブログ収益を説明するのが難しいことは分かります。
そこでアフィリエイトでは、
アクセス数×収益記事への遷移率×成約率×承認率×報酬単価
というように途中の工程まで分解します。
Search Consoleでは表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位を確認し、その先では収益記事への移動、成果発生、承認状況を確認します。
問題が起きている工程によって、必要な対策は変わります。
表示されないなら集客側を調べる。
表示されるのにクリックされないなら、順位とタイトルなどを確認する。
アクセスがあるのに次へ進まないなら導線を確認する。
収益記事まで進むのに成果がないなら、検索意図と案件、比較内容を見直す。
成果が発生しても承認されないなら成果条件を確認する。
このように順番を決めれば、収益が伸びないたびに新記事を増やす必要はありません。
「何記事書いたか」ではなく、「どの数字に問題があり、何を変更し、その後どう変化したか」を記録することが、長期的なブログ改善では重要です。
最初から完璧な正解を探すのではなく、検索意図に答える記事を公開し、データを集め、原因を特定し、一つずつ改善して再計測する。
次に取り組むなら、まず自分のブログの記事を「表示されない」「クリックされない」「次へ進まない」「成約しない」の4段階に分けると、優先すべき作業が見えやすくなります。
よくある質問
ブログで稼ぐには何記事必要ですか?
一律に必要な記事数を決めることはできません。
ロリポップ!の2025年12月1日更新記事では、AdSenseについて1PV=0.25円、1記事1日30PVという仮定から月5万円に約222記事という試算が示されていますが、一定条件を置いた計算モデルです。
ヘボ氏の公開例でも105記事で月444円だった時期があるため、「100記事を書けば一定額を稼げる」という固定的な基準として扱うべきではありません。
記事数そのものより、検索結果で表示されているか、アクセスにつながっているか、収益導線が機能しているかを確認することが重要です。
ブログはAdSenseとアフィリエイトのどちらが稼ぎやすいですか?
収益発生の仕組みが異なるため、一律にどちらが稼ぎやすいとは決められません。
AdSenseのような広告型ではアクセス規模が収益に影響する一方、アフィリエイトでは検索意図、収益記事への遷移率、成約率、承認率、報酬単価などによって結果が変わります。
どちらかを抽象的に比較するより、自分のジャンル、アクセス規模、紹介可能な案件、読者の検索意図から判断するほうが合理的です。
ブログ収益が伸びないときは何から確認すればいいですか?
まず「検索結果に表示されていない」「表示されるがクリックされない」「アクセスはあるが収益記事へ進まない」「収益記事へ進むが成果につながらない」のどこで止まっているかを確認してください。
Search Consoleの表示回数・クリック数・CTR・平均掲載順位と、サイト内の収益記事への移動、成果発生、承認状況を順番に確認すると、改善すべき工程を切り分けやすくなります。
売上という最後の数字だけを見るのではなく、その手前の数字を確認することがポイントです。
関連する内容はこちらでも詳しく紹介しています。
👉 あわせて読む
↓↓↓
https://utage-system.com/p/dnGib1s5QNx6/1nZcAFenGERf
筆者:黒木智也(ウェブマーケター)


コメント