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ブログ初心者が収益化を目指すなら、最初に読者とテーマを決め、WordPress開設、記事作成、計測・改善の順で進めるのが基本です。
難しいのはWordPressを開設することではなく、「誰のどんな悩みを、どの記事で解決し、どう収益につなげるか」を設計することです。この記事では必要なもの、初期費用の目安、開設手順、記事作成、収益化まで順番に整理します。
ブログの始め方はどんな順番で進めればいい?
初心者は「テーマ決定→ブログ開設→記事作成→収益化→計測・改善」の5段階で進めると、やるべきことを整理しやすくなります。
ブログを始めようとすると、レンタルサーバー、WordPressテーマ、SEO、アクセス解析、広告など、知らない言葉が一気に出てきます。
しかし、最初からすべてを覚える必要はありません。
大きく分ければ、次の5段階です。
1. 誰に何を伝えるブログなのか決める
2. WordPressなどでブログを開設する
3. 検索する読者の疑問に答える記事を書く
4. ブログに合った収益化方法を導入する
5. Search Consoleなどのデータを確認して改善する
さらに実際の作業へ落とし込むと、以下のようになります。
手順 やること 主な目的
1 テーマ・ジャンルを決める 発信の方向性を決める
2 ブログ名・ドメイン名を決める サイトの土台を設計する
3 ブログを開設する WordPressを使える状態にする
4 WordPressテーマを決める デザイン・機能を整える
5 初期設定を行う 運営環境を整える
6 プロフィールを作る 運営者情報を示す
7 記事を書く 読者の疑問を解決する
8 広告・ASPなどを検討する 収益化の仕組みを作る
9 Analytics・Search Consoleを設定する データを計測する
10 記事作成と改善を繰り返す 検索流入・成果を改善する
エックスサーバーの「初心者のためのブログ始め方講座」でも、ブログの基礎、テーマ決め、ブログ構築、初期設定、記事作成という流れで初心者向け情報が整理されています。
また、エックスサーバーが2026年9月10日に更新したWordPress開設解説では、「WordPressクイックスタート」を利用した場合、環境構築の作業時間の目安を10分としています。
ただし、これはWordPressを設置するための作業時間の目安です。
ブログのテーマ決定、サイト設計、初期設定、プロフィール、記事作成まで10分で終わるという意味ではありません。
ここを分けて考えることが重要です。
ブログ開設は「店の鍵を受け取る作業」にすぎません。店を開いた後、何を扱い、誰に来てもらい、どのように価値を提供するかを決めるところから本当の運営が始まります。
ブログ初心者が最初にやることは?
最初に決めたいのはサーバーではなく、「誰のどんな悩みを解決するブログなのか」です。
たとえば、テーマは次のように考えます。
- 新米の子育て世帯に家事・育児の情報を届ける
- 体づくりを始めたい人に筋力トレーニングの基礎を伝える
- TOEICの点数を伸ばしたい人に英語学習情報を届ける
共通しているのは、書き手ではなく読み手が具体的になっていることです。
「自分の好きなことを書く」だけでは、記事ごとに読者が変わりやすくなります。
一方、「TOEICの点数を上げたい会社員向け」と決めれば、勉強方法、教材選び、学習時間、試験対策など、必要な記事を逆算できます。
副業として収益化まで考えるなら、さらに「検索需要」「自分が提供できる情報」「商品・サービスとの関連性」も確認します。
私はテーマ選びを、土地を借りる前に何屋を始めるのか決める作業に近いと考えています。
店舗を契約してから何を売るか考えるより、誰に何を提供するかを決めてから店を作るほうが無駄は少なくなります。
ブログも同じです。
ブログを始める前に必要なもの・費用・時間は?
WordPressブログを始めるなら、主にパソコンまたはスマートフォン、メールアドレス、支払い手段、レンタルサーバー、独自ドメインを準備します。
初心者が「ブログ 始め方」と検索したときに気になるのは、手順だけではありません。
「何を用意するのか」「いくらかかるのか」「今日から始められるのか」も重要です。
一般的なWordPressブログでは、次のような準備が必要になります。
- パソコンまたはスマートフォン
- 連絡・認証に使えるメールアドレス
- サーバー料金などを支払う決済手段
- レンタルサーバー
- 独自ドメイン
- WordPress
- 必要に応じてWordPressテーマ
費用は契約するサービスによって変わります。
レンタルサーバーは年間およそ6,000〜24,000円、独自ドメインは年間0〜4,000円程度、WordPressテーマは無料から2万円程度まで幅があります。
したがって、無料テーマを使い、低価格帯のサーバーを選べば比較的少ない初期負担で始められます。
反対に、有料テーマや上位サーバープランを最初から導入すれば費用は増えます。
ドメイン無料特典などが付くサーバーもありますが、契約期間や対象プランなどに条件が設定される場合があります。料金や特典は変更されるため、申し込み時点の公式情報を確認してください。
WordPressブログの開設には何分かかる?
サーバー会社の一括設定機能を使えば、WordPressそのものは短時間で開設できます。
エックスサーバーは2026年9月10日更新の解説で、「WordPressクイックスタート」を使った環境構築について作業時間の目安を10分と案内しています。
同機能では、レンタルサーバーの契約、独自ドメインの取得、WordPressのインストール、SSL設定などをまとめて進められます。
ただし、申し込み後には初期設定があります。
テーマやブログ名を考える時間、パーマリンクを確認する時間、プロフィールを作成する時間などを含めれば、「ブログ運営を始められる状態」になるまでの時間は人によって変わります。
WordPressの設置時間と、ブログを設計する時間は別物と考えてください。
WordPressクイックスタートでは何を準備する?
エックスサーバーの公式マニュアルでは、申し込み時にメールアドレスなどの会員情報を入力し、登録メールアドレスへ送られた確認コードによる認証を行う流れが案内されています。
また、WordPressクイックスタートでは申し込み時点で支払い手続きが必要です。
同社の案内ではクレジットカードまたはペイディによるあと払いが示されていますが、利用可能な支払い方法や条件は変更される可能性があります。
実際に申し込むときは、最新の公式画面で確認してください。
WordPressブログはどうやって開設する?
テーマとブログ名を決めたら、レンタルサーバー、独自ドメイン、WordPressを準備してサイトを公開します。
一般的なWordPress開設では、レンタルサーバーを契約し、独自ドメインを取得して、ドメインとサーバーを関連付け、SSLを設定してWordPressをインストールします。
現在は、こうした作業をまとめて処理できるサービスもあります。
エックスサーバーのWordPressクイックスタートでは、サーバー申し込み、独自ドメイン取得、WordPress設置、HTTPS化などを自動的に進められると公式マニュアルで説明されています。
技術的な設定で初心者が止まりにくくなったことは大きな変化です。
しかし、簡単に開設できることと、簡単に収益化できることは同じではありません。
サイト構築の難易度が下がっても、読者に選ばれる記事を作る必要性は変わらないからです。
ブログ名とドメインはどう決める?
テーマを決めたら、ブログ名とドメインを考えます。
ブログ名は長すぎず、読者が覚えやすく、扱う内容との関連性が分かる名称が扱いやすいでしょう。
ドメインはインターネット上の住所にあたります。
記事を公開して運営を始めてからドメインそのものを変更する場合、URL変更に伴う作業が発生するため、ブログ名以上に慎重に決める必要があります。
そのため、
テーマ→ブログ名→ドメイン
の順で考えると整理しやすくなります。
また、既存の商品名や企業名などを安易にサイト名・ドメインへ利用せず、商標との関係にも注意してください。
WordPressと無料ブログはどちらがいい?
収益化を視野に長期運営する場合、WordPressは有力な選択肢です。
WordPressでは独自ドメインを利用でき、デザインや機能を比較的自由に変更できます。広告や収益化方法についても、利用するサーバーや各サービスの規約を守る範囲で自分で設計しやすいのが特徴です。
一方、レンタルサーバー代などの維持費が発生し、WordPress本体、テーマ、プラグインなどの更新・管理も必要です。
無料ブログには、初期費用を抑えやすく、アカウントを作ればすぐ書き始められる利点があります。
ただし、広告掲載やカスタマイズ、独自ドメインなどの条件はサービスごとに異なります。
したがって、「WordPressなら稼げる」と考えるのは正確ではありません。
WordPressを選ぶ意味は、収益を保証してくれることではなく、自分でサイトを管理・設計できる範囲が広いことにあります。

WordPress開設後は何を設定すればいい?
開設後は記事を量産する前に、URL、パーマリンク、テーマ、サイト名、プロフィールなど変更コストが大きい項目から確認します。
エックスサーバーの初心者向け解説でも、WordPress開設後の設定としてサイトアドレスやパーマリンク、ブログ名などが案内されています。
特に初心者が先に確認しておきたいのがURLです。
希望する独自ドメインでWordPressが表示されているかを確認してください。
次にパーマリンクを設定します。
パーマリンクとは、各記事に割り当てられるURLです。
記事を大量に公開した後でURL構造を変更すると、既存リンクや検索エンジンに認識されているURLとの関係を考える必要が出てきます。
家を完成させてから基礎の位置を変えるのが難しいように、サイト運営でも後から変更したときの影響が大きい部分ほど先に決めるのが基本です。
WordPressテーマは有料が必要?
有料テーマは必須ではありません。
無料テーマでもブログを運営できます。
有料・無料だけで判断せず、必要な機能、更新状況、表示速度、操作性、サポートなどを確認してください。
また、テーマはできれば大量の記事を書く前に決めておいたほうが管理しやすくなります。
テーマ変更によって独自の装飾やレイアウトが崩れる場合があるためです。
デザインに時間を使いすぎないことも大切です。
ロゴや配色を何日も調整しても、それだけでは検索する読者が増えるわけではありません。
最低限読みやすい状態まで整えたら、記事制作へ進みます。
プロフィールページは必要?
本格的に情報発信するなら、運営者情報やプロフィールも整えておきたいところです。
読者にとって「誰が書いたのか」は情報を判断する材料の一つです。
重要なのは経歴を大きく見せることではありません。
実際の経験、扱う分野、記事を作る際の調査方針などを、確認できる範囲で正確に記載します。
経験が少ない分野では専門家のように振る舞わず、一次情報を調査し、出典や条件を明確にする姿勢のほうが信頼につながります。
私自身もウェブマーケティングの実務でサイトや検索データを見る際、最初から「アクセスを増やす」だけを目的にはしません。
Search Consoleで実際に表示されている検索語句を確認し、想定していた読者と実際に流入している読者にズレがないかを見ることを重視しています。表示回数があるのにクリックされないのか、そもそも表示機会が少ないのかで、改善すべき場所は異なるからです。
ブログ初心者はどんな記事を書けば収益化につながる?
記事数を先に決めるのではなく、検索する読者の疑問から逆算して記事を作ることが重要です。
ブログの基本構造は、記事を公開し、検索などから読者が訪れ、その人の疑問を解決することです。
収益化する場合は、その延長線上に広告や商品・サービスがあります。
順番を逆にしてはいけません。
「この商品を売りたいから、とにかくアクセスを集めよう」と考えるより、
読者の悩み→検索キーワード→記事→解決策→必要なら商品・サービス
と設計するほうが自然です。
たとえば「ブログ 始め方 初心者 稼ぐ」と検索する人は、WordPressのインストール方法だけを知りたいわけではないでしょう。
「何から始めるのか」「いくらかかるのか」「何を準備するのか」「何記事必要なのか」「どう収益につながるのか」といった疑問も考えられます。
記事を書く前に検索結果を調べるのは、こうした検索意図を把握するためです。
ただし、上位記事を寄せ集めるだけでは十分ではありません。
競合記事は、現在の検索結果で「どのような疑問への回答が求められているのか」を知る材料として利用します。
そこに一次情報、実際のデータ、自分で検証した内容、独自の比較などを加えることで、その記事を読む意味が生まれます。
ブログ初心者は最初に何記事書けばいい?
「○記事書けば稼げる」という固定された数字はありません。
広告サービスの申請などを考えると一定数の記事が必要になる場合はありますが、記事数そのものが収益を生むわけではありません。
この点は、実際のブログ運営記録を見ると分かりやすくなります。
ブログ運営者のヘボ氏が公開している雑記ブログの記録では、2018年12月は3記事・484PV・収益0円でした。
2019年12月には86記事・11,164PVとなりましたが、収益は3,102円です。
2020年6月には105記事まで増えた一方、月間収益は444円でした。
その後、2021年3月には180記事・41,599PVとなり、月間収益35,172円を記録しています。
開始から約2年4か月です。
この推移で注目したいのは、100記事を超えた瞬間に収益が増えたわけではないことです。
105記事あっても444円だった時期があります。
記事数は努力量やコンテンツ量を表す一つの指標にはなりますが、それ自体が収益性を示す数字ではありません。
少ないPVでもブログ収益は発生する?
可能性はあります。収益はPVだけでは決まらないためです。
ヘボ氏が公開したブログ運営特化サイトの記録では、2023年12月は12記事・30PV・収益0円でした。
2024年9月には78記事・1,515PV・14,000円となっています。
公開されている成果の内訳には、エックスサーバー5,000円、A8.net500円、AFFINGER7が7,000円の案件が含まれています。
先ほどの雑記ブログでは41,599PVで35,172円でした。
一方、特化サイトでは1,515PVで14,000円です。
もちろん運営時期、記事、検索順位、案件、読者など条件が異なるため、単純比較はできません。
それでも、PVと収益が常に同じ割合で増えるわけではないことを理解する材料にはなります。
初心者が「10万PVになるまで収益化できない」と考える必要はありません。
何人来たかだけでなく、「どのような目的を持つ人が来たのか」を見る必要があります。

ブログ初心者はどうやって収益化すればいい?
収益化では、アクセスを増やすことと同時に「どの条件で収益が発生するのか」を理解することが重要です。
ブログにはアフィリエイト、広告、自分の商品・サービス、企業案件など複数の収益化方法があります。
初心者がよく目にするのはGoogle AdSenseなどによる広告収益と、ASPなどを利用したアフィリエイトでしょう。
両者は同じ「ブログ収益」でも仕組みが異なります。
Google AdSenseはどのように収益になる?
Google AdSenseは、ウェブサイトなどに広告を掲載して収益化するGoogleのサービスです。
以前は初心者向けの記事で「クリック報酬型広告」と一括して説明されることが多くありましたが、現在のAdSenseを単純に「クリックされたときだけ収益が発生する仕組み」と説明するのは適切ではありません。
広告収益は広告の表示などを含む仕組みで計算され、Google側の仕様も変更される可能性があります。
そのため、申請・運用時にはGoogle AdSense公式の最新情報を確認してください。
ここでは収益規模を理解するため、実際のAdSense単価ではなく、計算用の仮定として1PV=0.25円を置いてみます。
この仮定なら月5万円に必要なPVは、
50,000円÷0.25円=200,000PV
です。
月20万PVとなります。
さらに「1記事が1日平均30PVを集める」と仮定すると、
200,000PV÷(30PV×30日)≒222記事
となります。
重要なのは、この222記事という数字を目標にすることではありません。
1PV=0.25円も、1記事1日30PVも説明用に置いた仮定であり、Googleが保証する収益額ではありません。
222記事を書けば月5万円になるという意味ではないことに注意してください。
この計算が示しているのは、1PVあたりの収益を小さく設定した広告中心モデルでは、大きな収益を得るために相応のアクセス規模が必要になるという構造です。
アフィリエイトはどうやって収益を考える?
アフィリエイトでは、ブログを経由して商品購入やサービス申込みなど、広告主が定めた成果条件を満たした場合に報酬が発生する方式があります。
ASPは、広告主とブログなどの媒体運営者を仲介するサービスです。
アフィリエイト収益を分析するときは、単純なPVだけを見るより、
アクセス数×広告先への遷移率×成約率×承認率×報酬単価
のように分解すると原因を探しやすくなります。
たとえば3,250PVあり、広告先への遷移率20%、成約率2%、承認率80%、報酬単価5,000円と仮定すると、
3,250×20%×2%×80%×5,000円=52,000円
となります。
これも説明用の計算例であり、実際の成果を保証するものではありません。
重要なのは分解する考え方です。
アクセスそのものが少ないなら集客を改善します。
アクセスはあるのに広告先へ進む人が少ないなら、記事と紹介するサービスの関連性や導線を確認します。
遷移しても成果にならないなら、検索意図と商品条件が合っているかを確認します。
成果が発生しても承認率が低い場合は、成果条件や否認条件も確認する必要があります。
「収益が出ないから記事を増やす」という一つの解決策だけでは、原因を見誤る可能性があります。
私はウェブマーケティングの分析でも、結果の数字を一つだけ見るより、どの段階で数字が落ちているのかを分解することを重視しています。
これはブログにもそのまま使える考え方です。
月1万円・月5万円まで何か月かかる?
収益化までの期間に固定された正解はありません。
前述したヘボ氏の雑記ブログでは、安定して月1万円を超えるまで約2年4か月かかった記録があります。
一方、同氏のブログ運営特化サイトでは、2023年12月の開始から2024年9月までの約10か月で月14,000円を記録しています。
同じ運営者でも結果は同じではありません。
テーマ、案件、検索需要、競合、記事数、読者の目的などが違えば、収益化までの期間も変わります。
したがって、「半年続ければ稼げる」「100記事あれば稼げる」といった単純な目安を保証として受け取るべきではありません。
他人の実績を見る目的は、自分も同じ数字を達成できると考えることではなく、条件によって結果が大きく変わることを理解することです。
ブログで稼ぐために公開後は何を改善すればいい?
公開後は記事数だけを増やさず、Search Consoleなどで検索データを確認し、表示・クリック・検索意図・収益導線を順番に改善します。
ブログ記事は公開した瞬間に完成するわけではありません。
検索結果に表示され、実際の検索語句やアクセスデータが集まることで、公開前には分からなかった情報が見えてきます。
Google Search Consoleでは、検索結果でページがどのような検索語句に対して表示されているのか、表示回数やクリック数、掲載順位などを確認できます。
ここで大切なのは、数字を眺めて終わらないことです。
たとえば表示回数が増えているのにクリックが少なければ、検索結果上でタイトルが検索意図に十分合っているかを確認する材料になります。
想定外の検索語句で表示されているなら、その疑問に答える内容が記事内に不足していないか確認できます。
検索順位が上がっても収益につながらない場合は、そもそもその検索キーワードが商品・サービスを必要とする検索なのかを考えます。
情報を確認するだけで目的を達成できる記事に、無理に商品を置いても成果につながるとは限りません。
反対に、商品を比較している読者なら、料金、機能、メリット、注意点、向いている人などの判断材料を整理する価値があります。
筆者として重要だと考えているのは、「アクセスがない」と「アクセスはあるが成果がない」を同じ問題として扱わないことです。
前者なら検索需要、順位、記事設計などを確認します。
後者なら検索意図、導線、商品との関連性、成約条件などを見る必要があります。
原因が違えば、改善策も変わります。
100記事を目標にしてはいけない?
100記事という目標そのものが悪いわけではありません。
一定量の記事を書くことで文章作成やキーワード調査に慣れ、自分が扱うテーマへの理解も深まります。
問題は、100記事という数字が目的になることです。
前述した実例では105記事で月444円だった時期があります。
それなら50記事の時点でデータを確認し、検索表示されている記事を改善したほうが効果的な場合もあります。
私なら記事数だけではなく、記事を次の3種類に分けて考えます。
検索結果にほとんど表示されていない記事、表示されているがクリックされていない記事、アクセスはあるが次の行動につながっていない記事です。
この分類をすると、「次も新しい記事を書くべきか」「既存記事を直すべきか」を判断しやすくなります。
記事数はサイトのコンテンツ量を示しますが、サイトの収益性そのものを示す指標ではありません。
ブログ初心者が稼ぐまでに最も重要な考え方は?
ブログを記事の集合としてではなく、「検索した読者が疑問を解決する経路」として設計することが重要です。
ここからは、これまでのデータと実務経験を踏まえた私見です。
現在はWordPressの開設自体がかなり簡単になっています。
サーバー会社の一括設定機能を利用すれば、以前なら初心者が迷いやすかった独自ドメイン設定、SSL、WordPressインストールなどもまとめて進められます。
つまり、技術的な「ブログを作る壁」は以前より低くなっています。
しかし、収益化で必要な判断まで自動化されたわけではありません。
誰を読者にするのか。
どの検索キーワードを狙うのか。
その検索をした人は何に困っているのか。
どの記事で疑問を解決するのか。
その先に紹介する価値のある商品・サービスはあるのか。
この流れは自分で設計する必要があります。
私はブログの収益化を考えるとき、「1人の読者の移動」を追うことが重要だと考えています。
10万PVという大きな数字だけを見ると、読者が数字に変わってしまいます。
しかし実際には、検索するのは一人ひとりの人です。
たとえば「ブログ 始め方 初心者」と検索した会社員が記事へ入り、必要な費用を理解し、WordPressと無料ブログの違いを知り、自分にはWordPressが合うと判断する。
その後、サーバーの選び方の記事を読み、比較したうえでサービスを選択する。
この一連の流れが成立して初めて、ブログは単なる記事置き場から「問題解決の経路」になります。
ここに、記事数だけを追う運営との違いがあります。
20万PVという広告モデルの試算がある一方で、ヘボ氏の特化サイトでは1,515PVで14,000円になった月があります。
この2つは矛盾しません。
収益構造が違うからです。
大量のアクセスから広告収益を積み上げるモデルと、特定の悩みを持つ読者へ関連性の高い商品・サービスを紹介するモデルでは、必要なアクセス数が異なります。
だからこそ、初心者が最初に決めるべきなのは「10万PVを目指す」といった数字だけではありません。
誰を集めるのか、何を解決するのか、どの収益モデルと相性がよいのかをセットで考える必要があります。
そして、最初から完璧に設計する必要もありません。
テーマを決め、最低限のサイトを作り、記事を公開し、実際の検索データを見る。
仮説と違えば修正します。
反応があった記事があれば、その周辺の疑問を深掘りします。
ブログ運営は完成品を一度で作る仕事というより、小さな仮説検証を積み重ねる仕事に近いと私は考えています。
「設計→公開→計測→改善」という循環を自分で回せるようになることが、初心者にとって最初の大きな目標です。
まとめ:ブログの始め方はテーマ設計から改善まで順番に進める
ブログ初心者が収益化を目指すなら、最初に「誰のどんな悩みを解決するのか」を決めます。
その後、ブログ名とドメインを決め、レンタルサーバーとWordPressを準備し、初期設定、プロフィール、記事作成、収益化、アクセス解析へ進みます。
WordPressの開設自体は、エックスサーバーのWordPressクイックスタートのような機能を使えば、公式案内上は10分程度を目安に進められるものもあります。
ただし、これはサイトの設置作業です。
ブログで収益を得るためには、検索する読者の疑問を調査し、その疑問を解決する記事を作り、公開後のデータから改善する必要があります。
100記事や10万PVといった数字だけを追う必要はありません。
実際の公開記録でも、105記事で月444円だった時期がある一方、特化サイトでは1,515PVで月14,000円になった例があります。
この差が示しているのは、記事数やPVだけでは収益を説明できないということです。
テーマ→読者→検索意図→記事→解決策→収益方法→計測・改善まで一本の線で設計する。
これが、これからブログを始める初心者に最も意識してほしい考え方です。
最初の目標は「100記事書く」でも「月5万円稼ぐ」でも構いませんが、その前に、自分でテーマを決め、記事を公開し、検索データを見て一つ改善するところまで経験してみてください。
その一周ができれば、次に何をすべきかを数字から判断できるようになります。
よくある質問
ブログ初心者は最初に何をすればいいですか?
最初に「誰に、どんな情報を届けるブログなのか」を決めます。
テーマと想定読者を決めてからブログ名、ドメイン、WordPress開設へ進むと、サイト全体の方向性をそろえやすくなります。
WordPressブログを始める費用はいくらですか?
利用するサービスによって異なりますが、目安としてレンタルサーバーは年間約6,000〜24,000円、独自ドメインは年間0〜4,000円程度、WordPressテーマは無料から2万円程度まで選択肢があります。
ドメイン無料特典などで実際の費用が変わることもあるため、契約時点の公式料金・条件を確認してください。
ブログを始めるのにどのくらい時間がかかりますか?
WordPressの設置だけなら短時間で進められるサービスがあります。
たとえばエックスサーバーは2026年9月10日更新の公式解説で、WordPressクイックスタートによる環境構築の作業時間を10分程度の目安としています。ただし、テーマ決定や初期設定、プロフィール、記事作成まで含めた時間ではありません。
初心者がブログで稼ぐならWordPressは必須ですか?
WordPressでなければ収益化できないわけではありません。
ただし、独自ドメイン、サイト設計、広告、カスタマイズなどの自由度を重視し、長期的に自分でサイトを管理したい場合には有力な選択肢です。
ブログは何記事書けば稼げますか?
決まった記事数はありません。
100記事を超えても収益が小さい時期があった公開例がある一方、比較的少ないPVで収益が発生した特化サイトの例もあります。
記事数だけでなく、検索需要、検索順位、読者の目的、収益方法、案件単価、成約率などを合わせて分析する必要があります。
ブログを開設した後は何から改善すればいいですか?
まずGoogle Search Consoleなどで、検索結果への表示状況や実際の検索語句を確認します。
「表示されない」「表示されるがクリックされない」「アクセスはあるが成果につながらない」を分けて考えると、記事追加、タイトル・本文改善、収益導線の見直しなど、次にやることを判断しやすくなります。
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黒木智也(くろきともや)/ウェブマーケター


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