ブログで稼ぐ始め方|開設から収益化までの流れを順番に解説

ブログのテーマ決定からWordPress開設、記事作成、収益化、計測、改善までを10ステップで進める初心者向けロードマップ ブログ運営

※本記事はプロモーションを含みます

ブログで稼ぐ始め方は、テーマ決定→WordPress開設→記事作成→収益化→計測→改善の順に進めるのが基本です。

大切なのは、最初から記事数だけを追わず、「誰を集め、何を解決し、どこで収益が生まれるのか」まで設計してから動くことです。

この記事では、ブログ副業を始めたい会社員の方に向けて、エックスサーバー「初心者のためのブログ始め方講座」やGoogle Search Console公式ヘルプ、ブログ運営者が公開している実績データなどを確認しながら、開設から収益化までの流れを整理します。

エックスサーバーの「WordPressブログの始め方」は2026年9月10日に更新され、WordPressクイックスタートを使った開設方法が案内されています。開設そのものは以前より簡単になりましたが、ブログを作れることと、ブログから収益を生み出せることは別問題です。

ブログで稼ぐ始め方は何から手を付ければいい?

最初に決めるべきなのはWordPressのデザインではなく、「誰の、どの悩みを、何で解決するブログなのか」です。

ブログは開設しただけでは収益を生みません。検索などから読者に来てもらい、必要な情報を提供し、その先の商品やサービスへ自然につながる仕組みが必要です。

副業ブログの基本的な流れを整理すると、次のようになります。

  • 扱うテーマと想定読者を決める
  • ブログを開設する
  • 読者が検索する疑問から記事を作る
  • Google検索などから読者を集める
  • 広告や商品・サービスを紹介する
  • 購入や申込みなどの成果につなげる
  • データを計測して改善する

つまり、ブログ収益は単純な「原稿料」ではありません。

検索者の悩みと解決策をつなぐ小さなWebメディアを作り、その結果として収益が発生すると考えたほうが実態に近いでしょう。

代表的な収益方法には、ASPを利用したアフィリエイト、Google AdSenseなどの広告、自分の商品・サービス、企業案件などがあります。

初心者が特に混同しやすいのが、「アクセスを増やすこと」と「収益につながるアクセスを増やすこと」です。

たとえば月1万PVを集めても、商品を探していない読者ばかりならアフィリエイト成果は伸びない可能性があります。

反対にPVが少なくても、具体的な商品やサービスを比較している読者が集まれば、収益につながる場合があります。

この違いを理解してからブログを設計することが、最初の重要な一歩です。


ブログで稼ぐならWordPressと無料ブログのどちらで始める?

長期的な収益化と運営の自由度を重視するならWordPress、まず費用を抑えて情報発信を経験したいなら無料ブログという分け方ができます。

WordPressと無料ブログには、それぞれ利点と注意点があります。

比較項目 WordPress 無料ブログ
始めやすさ サーバー等の準備が必要 比較的簡単
運営費 サーバー・ドメイン等が必要 無料プランがある
独自ドメイン 利用可能 サービス・プランによる
デザイン 自由度が高い 制限される場合がある
広告 自分で設計しやすい 運営会社の規約による
カスタマイズ 自由度が高い 制限されやすい
管理 自分で行う サービス側の管理が多い
長期運営 自分の管理下で運営しやすい 規約変更などの影響を受ける

無料ブログにはAmebaブログ、はてなブログ、ライブドアブログなどがあります。

「まず文章を書いて公開してみたい」「収益化より交流や日記が目的」という場合には、無料ブログから始める方法にも合理性があります。

一方、アフィリエイトやSEOを含めて長期的なメディアを構築したい場合は、独自ドメインとWordPressを利用する方法が選択肢になります。

ただし、WordPressを使えば稼げるわけではありません。

私はWordPressを店舗を建てる土地と建物のようなものだと考えています。

立派な店舗を作っても、人通りがなく、来店した人が求める商品もなければ売上にはなりません。

ブログも同じです。

WordPressのデザインに何週間も使うより、誰を集めるのか、何の記事を作るのか、何を収益源にするのかを決めるほうが収益化には直接関係します。


ブログで稼ぐ始め方を10ステップで進めるには?

初心者は、テーマ決定から開設、記事作成、収益化、計測、改善までを10ステップに分けると、次にやることを判断しやすくなります。

エックスサーバーの「初心者のためのブログ始め方講座」でも、ブログの基礎、テーマ決め、ブログ構築、初期設定、記事作成という段階的な進め方が示されています。

ここでは収益化と計測まで含め、初心者向けに10ステップへ整理します。

1.ブログのテーマと読者を決める

最初に決めるのは「何を書くか」だけではありません。

誰の、どのような悩みを解決するのかまで決めます。

たとえば「英語」という大きなテーマだけでは対象が曖昧です。

会社員のTOEIC学習なのか、海外旅行の英会話なのか、子どもの英語学習なのかで必要な記事も紹介できる商品も変わります。

収益化を目的にするなら、少なくとも検索需要、競合、自分が提供できる経験や知識、紹介できる商品・サービスを確認します。

筆者としては、この段階で「何を書くか」だけではなく、その読者を最終的にどのような解決策へ案内できるのかまで紙に書き出すことをおすすめします。

記事を30本書いてから収益方法がないことに気付くより、開設前に確認したほうが修正コストを抑えられるからです。

2.ブログ名とドメイン名を決める

テーマが決まったらブログ名とドメインを決めます。

ブログ名は覚えやすさと内容の分かりやすさを意識します。

ドメインはインターネット上の住所に相当します。

後からブログ名を変更することはできますが、ドメイン変更にはURL変更や移転作業などが伴うため、ブログ名以上に慎重に考えたいところです。

特定企業の商品名などを安易にドメインへ入れず、商標にも注意します。

最初から完璧なブランド名を作る必要はありません。

長期間使っても違和感がない名前を選ぶ程度で十分です。

3.WordPressブログを開設する

WordPressでブログを作る場合は、レンタルサーバー、独自ドメイン、SSL、WordPress本体などを準備します。

エックスサーバーが2026年9月10日に更新した「WordPressブログの始め方」では、「WordPressクイックスタート」により、独自ドメイン取得、レンタルサーバー契約、WordPressインストール、SSL設定、テーマ導入などをまとめて進める方法が紹介されています。

同記事では環境構築の作業時間を約10分の目安としていますが、これは同社サービスを利用した開設作業についての説明です。すべての人・サービスで10分以内に完了するという意味ではありません。

サーバーを選ぶ際も、「何分で開設できるか」だけで判断する必要はありません。

料金、更新料金、バックアップ、表示性能、サポート、契約期間など、自分が長期運営するうえで必要な条件を確認します。

価格やキャンペーンは変わるため、契約前には各サービスの最新情報を公式ページで確認してください。

4.WordPressテーマを選ぶ

WordPressテーマとは、ブログの外観や一部機能を整えるテンプレートです。

無料テーマと有料テーマがあります。

有料テーマを購入しなければブログで収益化できない、という関係ではありません。

初心者の場合、むしろテーマ選びに時間をかけすぎることのほうが問題になりやすいと私は考えています。

デザインは重要ですが、読者が検索する疑問への回答がなければ検索流入は増えません。

必要な機能、スマートフォンでの読みやすさ、更新状況などを確認し、長く利用できるものを選びます。

5.WordPressの初期設定を済ませる

記事を大量に公開する前に、サイトの基本設定を確認します。

たとえばSSL、パーマリンク、サイトタイトル、カテゴリー、プロフィール表示、コメント設定、WordPress本体・テーマ・プラグインの更新などです。

特にパーマリンクは記事URLに関係します。

公開後にURLを変更すると、既存リンクへの対応など追加作業が必要になることがあります。

最初の数日は記事数を競う期間ではありません。

後から変更すると負担が大きい設定を先に固める期間と考えると分かりやすいでしょう。

※画像はAIによるイメージ

6.プロフィールと運営情報を整える

次に「誰が情報を発信しているのか」が分かる状態を作ります。

プロフィールでは、扱うテーマとの関係、自分の経験、記事を書く際の立場などを正確に伝えます。

実績が少ない初心者が、無理に専門家らしく見せる必要はありません。

むしろ「実際に何を試したのか」「どの条件で確認したのか」「何が分からないのか」を明確にするほうが、情報の透明性は高くなります。

ブログを長く運営するなら、プロフィールだけでなく、プライバシーポリシーなどサイト運営に必要なページも確認しておきましょう。

7.検索意図から記事を作る

ここから記事作成に入ります。

SEOを集客の軸にする場合、「今日は何を書きたいか」だけで記事を決めるのではなく、検索する人が何を知りたいのかを先に調べます。

たとえば「ブログ 稼ぐ 始め方」を検索する人なら、

  • 何から始めればいいのか
  • WordPressは必要なのか
  • 初期費用や維持費はいくらなのか
  • どうやって収益が発生するのか
  • 何記事・何PV必要なのか
  • 収益が出るまで何か月かかるのか

といった疑問を持っている可能性があります。

記事は、書き手が説明したい順番ではなく、読者が判断するために必要な順番で組み立てます。

結論を先に示し、その理由、具体例、注意点へ進むだけでも、読み手は内容を把握しやすくなります。

8.ブログの収益方法を導入する

記事を作りながら、テーマに合う収益方法を検討します。

代表的なのは、ASPを利用するアフィリエイト、Google AdSense、Amazonアソシエイトなどです。

ここで注意したいのが、「何記事になったら収益化するのか」だけを考えないことです。

インターネット上では「10記事」「15記事」などさまざまな目安が語られていますが、それをすべての広告サービスに共通する合格条件と考えることはできません。

各サービスにはそれぞれ条件があり、変更される可能性もあります。

申請するときは、記事数だけでなく、サイト全体の内容、運営情報、必要なポリシーページなどを整えたうえで、最新の公式条件を確認してください。

また、アフィリエイトを利用する場合は、紹介する商品から逆算して記事を無理に作るのではなく、読者の悩みを解決する選択肢として商品が自然に存在するかを確認します。

これが不自然だと、アクセスが増えても成果につながりにくくなります。

9.Google AnalyticsとSearch Consoleを導入する

ブログは公開して終わりではありません。

公開後の数字を確認するため、アクセス解析環境を用意します。

Google Search Consoleの公式ヘルプでは、検索パフォーマンスでクリック数、表示回数、CTR、平均掲載順位などを確認でき、クエリやページなどの単位でもデータを分析できると説明されています。

ここで重要なのは、平均掲載順位だけを追わないことです。

Google自身も、順位だけではなく表示回数やクリック数の傾向を見ることを案内しています。平均掲載順位は、表示された検索結果における最上位の位置などをもとに計算される指標で、単純な「いつ検索してもこの順位」という数字ではありません。

私は初心者ほど、次の順番で数字を見ると原因を整理しやすいと考えています。

表示回数→クリック→記事内行動→成果

たとえば表示回数がほとんどないなら、タイトルの微調整以前に、キーワード選定や検索需要、検索で評価される内容になっているかを確認します。

表示回数はあるのにクリックされないなら、検索クエリとタイトルの関係を確認します。

クリックされて記事へ来ているのに商品ページへ進まないなら、SEOだけではなく記事内容や導線を確認します。

商品ページへ進んでいるのに成果が出ないなら、検索意図と商品の一致、成約条件など別の要因を調べます。

このように、数字を一本道ではなく工程ごとに分けることが重要です。

10.記事を改善して次の記事へ反映する

最後は改善です。

検索順位が低いという理由だけで、記事全文を毎回書き直す必要はありません。

何が問題なのかによって修正箇所が変わります。

表示回数が少ないならキーワードや内容を確認する。

表示されているのにクリックされないなら検索結果での見え方を確認する。

読まれているのに成果がないなら収益導線を確認する。

そして、改善結果を次の記事にも反映します。

ブログは「100記事を書いたら完成」という制作物ではありません。

仮説→公開→計測→原因特定→改善を繰り返すWebマーケティング活動です。


ブログを始める費用と収益化までの期間はどのくらい?

ブログの費用も収益化までの期間も一律ではありません。固定された数字ではなく、自分の契約条件と運営データで判断する必要があります。

WordPressでは一般にレンタルサーバーや独自ドメインなどの費用が発生します。

ただし料金はサーバー会社、契約期間、プラン、ドメイン、テーマ、キャンペーンなどで変動します。

そのため、「ブログは月○円で必ず運営できる」と固定的に考えるより、契約前に年間総額を確認するほうが安全です。

有料WordPressテーマや有料SEOツールなどもありますが、ブログ開始時にすべて購入する必要はありません。

収益化までの期間についても同様です。

ブログ運営者「ヘボ」氏の公開記録を見ると、雑記ブログでは2019年12月に86記事・11,164PVで月3,102円、2020年6月には105記事・6,666PVで月444円、2021年3月には180記事・41,599PVで月35,172円となっています。

この推移だけでも、記事数と収益が一直線には増えないことが分かります。

したがって、「半年続ければ稼げる」「100記事あれば稼げる」といった期間・記事数だけの目標を成功条件にするのは適切ではありません。


ブログで稼ぐには何記事・何PV必要なの?

必要な記事数やPV数に共通の正解はありません。収益方法によって、同じPVでも得られる結果は大きく変わります。

分かりやすくするため、広告型の計算例を考えます。

仮に1PVあたり0.25円の広告収益になると置いた場合、月5万円には、

50,000円÷0.25円=200,000PV

が必要です。

さらに、1記事が1日平均30PVを集めるという仮定なら、

200,000PV÷(30PV×30日)≒222記事

となります。

ただし、これは0.25円/PV、1記事1日30PVという条件を置いた計算例にすぎません。

20万PVなら必ず5万円になるという意味ではありません。

一方、成果報酬型アフィリエイトは別の計算になります。

たとえば、

アクセス数×広告への遷移率×成約率×承認率×報酬単価

という形で分解できます。

仮に3,250PV、遷移率20%、成約率2%、承認率80%、報酬単価5,000円なら、

3,250×20%×2%×80%×5,000円=52,000円

です。

こちらも各数値を仮定した計算であり、収益を保証するものではありません。

重要なのは、広告型では大量のPVが必要になるケースがある一方、成果報酬型では少ないPVでも検索意図と案件が一致すれば結果が大きく変わり得ることです。

つまり「何PV必要ですか?」という質問だけでは、十分な答えになりません。

何の目的で訪れたPVなのかまで見る必要があります。

※画像はAIによるイメージ

ブログ初心者でも本当に収益化できる?

収益化の可能性はありますが、記事数を増やせば自動的に収益が増えるわけではありません。公開実例でも大きな差があります。

ヘボ氏の雑記ブログでは、2019年12月に86記事・11,164PV・3,102円となった後、2020年6月には105記事へ増えたにもかかわらず、6,666PV・444円まで下がっています。

その後、2021年3月には180記事・41,599PV・35,172円となりました。

この事例から確認できるのは、100記事を超えたこと自体が収益を保証していないという点です。

さらに同氏が後に運営した特化ブログでは、2023年12月に12記事・約30PVだった状態から、2024年9月には78記事・1,515PVとなり、同月のアフィリエイト収益は14,000円と公開されています。

2024年9月の14,000円は、同氏の公開情報ではWordPressテーマ案件2件によるものでした。

ここから「特化ブログなら78記事で14,000円になる」と一般化することはできません。

むしろ注目したいのは、雑記ブログの11,164PVで3,102円だった月と、別の特化ブログの1,515PVで14,000円だった月が存在することです。

PVの多さだけでは収益を説明できません。

検索者が「情報を知りたい段階」なのか、「具体的な商品を比較している段階」なのかでも、1PVの意味は変わります。

「ブログとは」と検索する人と、「レンタルサーバー 比較」と検索する人では、商品選択までの距離が異なると考えられます。

だから初心者が追うべきなのは記事数だけではありません。

どの検索意図から何人が訪れ、その後どこへ進んだのかまで記録する必要があります。


ブログで稼ぐために数字をどう分析すればいい?

「アクセスが少ない」で分析を終わらせず、表示回数、クリック、記事内行動、成果のどこで止まっているのかを切り分けます。

ここからは、ウェブマーケティングの実務で私が重視している考え方です。

Search Consoleでは、クリック数、表示回数、CTR、平均掲載順位を確認できます。

Googleの公式ヘルプでも、クエリやページごとの検索パフォーマンスを確認でき、CTRが高いページ・低いページなどを把握できると説明されています。

私が記事を診断するときは、たとえば次のように考えます。

ある記事の表示回数が増えたのに、クリック数がほとんど増えていないとします。

この場合、すぐ本文を全面的に書き直すのではなく、まず「どの検索クエリで表示されているのか」「そのクエリに対してタイトルが答えになっているか」を確認します。

反対に表示回数とクリック数がともに増えているのに、収益ページへの遷移が増えないなら、検索結果のタイトルより本文側を疑います。

読者が知りたい答えと紹介している商品がつながっていない、商品の説明まで到達しにくい、そもそも購入意図の弱いキーワードだった、といった仮説を立てます。

さらに商品ページへの遷移まで増えているのに成果が変わらなければ、SEO記事のアクセス数を増やすだけでは解決しない可能性があります。

案件、成約条件、商品と読者の適合性など、次の工程を調べる必要があります。

このように、

表示→クリック→記事内行動→成果

の4段階で見ると、「アクセスが少ないからもっと記事を書こう」という曖昧な結論から離れられます。

なお、これは特定サイトの成果数値を捏造した体験談ではなく、私が記事改善を判断するときの診断手順です。

実際に運営する場合は、自分のSearch Consoleやアクセス解析、ASPなどの数字を記録し、変更前後を比較してください。

個人的には、初心者こそこの記録を残してほしいと考えています。

たとえば「タイトルを変更した日」「見出しを変更した日」「商品への導線を変更した日」を記録しておけば、数か月後に何が数字へ影響したのかを振り返りやすくなります。

ブログ運営の経験とは、記事を書いた本数だけではありません。

何を変更し、数字がどう動いたかという検証履歴そのものが経験になります。


ブログで稼ぐ始め方で最も重要なことは?

最も重要なのは、記事数を目標にするだけでなく、収益を分解して改善できる仕組みを最初から作ることです。

ここからは私見です。

初心者向けのブログ論では、「継続が大切」「まず100記事」といった言葉が分かりやすいため、目標として使われがちです。

継続そのものは必要です。

しかし、「今月も稼げなかったから、来月はもっと書く」という判断だけを続けると、問題の原因を特定できません。

収益を、

アクセス数×遷移率×成約率×承認率×報酬単価

のように分解すると、次の行動が変わります。

アクセスが足りないなら検索需要やSEOを確認する。

アクセスがあるのに商品へ進まないなら、検索意図と商品、記事内導線を確認する。

商品へ進むのに成約しないなら、読者と商品の適合性を考える。

成果発生後の承認率に問題があるなら、案件条件も確認する。

報酬単価が低いなら、同じ読者の悩みを解決できる別の収益方法がないか調べる。

「もっと努力する」ではなく、「どの数字を動かすのか」に変えるわけです。

私は、ブログを単なる文章制作ではなく小さなWebメディアの経営として見ることが重要だと考えています。

記事は商品棚であり、検索結果は店舗の入口、クリックは来店、記事内導線は接客、成果地点は購入に近い役割を持ちます。

入口に誰も来ていないのに接客方法だけ変えても効果は限定的です。

逆に大量に来店しているのに誰も商品を見ていないなら、集客量をさらに増やす前に店舗内を確認する必要があります。

ブログも同じです。

「記事を書く→祈る」ではなく、「記事を書く→測る→原因を分ける→直す」へ変える。

これが、ブログを始めた段階から身につけておきたい考え方です。

そして今後、個人ブログで特に価値が高くなると私が考えているのが、自分で測定した一次情報です。

一般的な始め方は、多くのサイトや生成AIでも整理できます。

一方、「この記事の表示回数が3か月でどう変わったか」「タイトル変更後にクリック数がどう動いたか」「どの記事から何件成果につながったか」といった自分の運営記録は、その運営者にしか作れません。

収益が伸びなかった記録にも意味があります。

何を試して、どの数字が変わらなかったのかを残せば、次の改善材料になります。

初心者の段階から、記事数、公開日、検索表示回数、クリック数、PV、収益記事への遷移、成果件数、収益、変更内容などを記録しておくと、自分だけのデータが蓄積されます。

それは収益改善だけでなく、将来の記事そのものにも独自性を与えます。

ブログで稼ぐ始め方をまとめると、テーマと読者を決め、WordPressなどでブログを開設し、初期設定と運営情報を整え、検索意図から記事を作ります。その後、収益方法と計測環境を導入し、公開後のデータを分析して改善します。

記事数やPVは進捗を確認する指標にはなりますが、それ自体が収益を保証する数字ではありません。「開設→記事→集客→収益化→計測→改善」を一つの仕組みとして回すことが、長期的なブログ運営では重要です。


よくある質問

ブログで稼ぐなら最初からWordPressが必要ですか?

必須ではありません。

無料ブログで情報発信を始める方法もあります。長期的な収益化、独自ドメイン、広告やサイト設計の自由度を重視する場合はWordPressが選択肢になります。

WordPressを利用する場合はサーバーなどの費用が発生するため、契約前に最新料金と条件を公式情報で確認してください。

ブログは100記事書けば稼げますか?

100記事は収益を保証する基準ではありません。

ヘボ氏の公開例では、2020年6月に105記事・6,666PVでも月444円だった時期があります。一方、同氏の別ブログでは2024年9月に78記事・1,515PVで月14,000円のアフィリエイト収益が公開されています。

記事数だけでなく、検索需要、検索意図、商品との相性、遷移率、成約率、報酬単価などを確認する必要があります。

ブログで稼げるまで何か月かかりますか?

全員に共通する期間はありません。

公開されている個人ブログの実績でも、記事数や収益の伸び方には大きな差があります。

「半年経過したか」「100記事になったか」だけで判断するより、Search Consoleの表示回数やクリック数、記事へのアクセス、成果件数などの途中指標が改善しているかを確認するほうが、次の行動を決めやすくなります。

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黒木智也(くろきともや)/ウェブマーケター

ウェブマーケティングの実務とリサーチをもとに、SEO・サイト構築・集客・ブログ運営を客観的なデータから分析しています。流行や精神論ではなく、実際に確認できる事実と検証可能な数字を重視して情報を整理しています。

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